皮膚病を持った保護犬の預かり・他


シェルターや預かり先にいる保護犬たちの様子をみると、皮膚病を患った子も多いです。

又、皮膚病ではなくても毛玉だらけだったり、抜け毛が浮き上がってマダラな子もいます。

 

シャンプー設備がないシェルター、又は一般の家庭でも、皮膚や毛の管理をするのはとても大変で、特に皮膚病の子は頻繁に薬浴してあげなければならないなど、コスト面や時間、労力的になかなか手が回らないのが現状。

 

ボランティア団体の方の話によれば、毛並みが揃っていなかったり湿疹がひどい子は、見た目も不健康そうで、新しい家族がなかなか見つからないとのこと。

 

ならば、トリマーたちのネットワーク構築と同時に、シャンプーの施設が整ったトリミングルームで、皮膚病を持った保護犬の一時預かりボランティアをやってみたらどうかと思い立ちました。

 

 

 

そして、2017年10月17日、ホーキーポーキーに1匹目の保護犬が到着。

その名もチューイ。千葉の動物愛護センターからやってきました。

かつて我が家の犬たちもお世話になった団体です。

 

写真は、到着した当時のチューイ。

全身に脱毛が見られ、湿疹がとても痒そうでした。

 

 

 チュー君の治療の経過や現況はブログのチュー君のページ

 

 

 

チュー君はお店で皮膚の治療(薬用シャンプーで毎日体を洗う)を始めると、みるみると改善。

湿疹もなくなり、とても健康そうに。

 

そしてなんと早くも2018年1月に新しい素敵な家族が見つかりました!

 

左の写真は、2018年6月に新しい飼い主さんと一緒にお店に遊びにきてくれた時の様子。

幸せオーラ満開のチュー君が見れて、とても嬉しかったです。

 

チューイのサクセス・ストーリーに続き、2018年2月には2匹目のマーマレード(愛称ママチャ)がやってきました。

 

ママチャの近況はこちら

 

 チューイ君の時のような被毛の劇的改善が見られず心配になったこともありましたが、獣医さんと相談し治療方法の改善を続け、今ではすっかりつるつるのお肌に。

 

そして2019年4月、ついに素敵な新しい家族が見つかりました♪

 

 

この活動は、環境設備があり皮膚や毛の管理の知識を持ったトリマーだからこそできることだと思います。ぜひ興味のあるトリマーの方、一緒に活動しましょう。

 

 

現在のママちゃんは、はるちゃんというお名前。

ひとり娘として、優雅な毎日を送っています。もともと多頭飼いには向かない子なので、

今の生活は彼女にぴったんこなのではないでしょうか?

とても表情も明るく、満足げで・・・耳をめくられても気にしてないご様子です。

よい家族に巡り合って、新しい生活に慣れると・・・犬って笑うんだな~って

やっぱり思います。

 

 

 

 

そして!2019年7月、我が家には3匹目がやって来ました!ボンジュール君、3歳です!

またまた体のところどころに皮膚炎の脱毛やひび割れがあります。

マラセチア臭も今のところ強く、はじめの一週間は毎日、現在は1日置きにシャンプーします。

でも、とっても人なつこく、愛嬌たっぷりです!

かゆかったり痛かったりすると思いますが、そんな事は気にしていないご様子。

元気にもりもり食べて、もりもりウンチをしてます。

里親さんの募集などは、準備ができ次第!ブログも準備中。

8月25日の、ちばわんプチいぬ親会(当店で開催)に向けて頑張ります!

 

 

ボンジュールは2019大晦日にお婿入りしました!

今ではすっかり皮膚病も良くなり、ハンサムな都会っ子になっています。お留守番も上手になってきてたのですが・・・

コロナで飼い主さんが在宅勤務が増えて、お留守番の機会が減り、

またちょっと甘えん坊の寂しがりに戻っているようです笑

しかしそれも幸せのうちかと・・・

人と一緒にいるのが大好きなボンちゃんですから

飼い主さんも「ボンちゃんのおかげで毎日幸せ!」と言って下さるので

よかったよかったです。

 

 

 

ボンちゃんの次に、我が家にはビーグルのビー作君がやってきました。

とても大人しい小柄なビーグルで、募集をかけたらすぐ沢山のご応募があり大変ありがたかったです。素敵なご家族がたくさん希望して下さると選ぶのが心苦しいという贅沢な悩みが出てくるのですね~

でも、お蔭様でビーちゃんは、とてもとてもビーちゃんにピッタリ!なおうちに迎えていただけました。感謝。

ただビーちゃんがあまりにも大人しいので、どこか具合が悪いのでは?と心配はしていたのですが、その原因は新しいご家族の元でのトライアル中はっきりしてしまいました(´;ω;`)ウゥゥ

 

ビーちゃんは、新しいご家族が詳しく検査して下さった結果、蛋白喪失性腸症という病気が判明し、投薬と食事療法で色々調節しながら、少しづつ回復し、2~3か月後にはかなり元気になりました。

病気がわかった上でビーちゃんを家族にして下さった里親ファミリーは本当に温かい心の方々です。ビーちゃんもすっかり打ち解けて・・・もう生まれた時から今のお家にいたみたいな感じです。一緒にキャンプに行ったり、我が家にも遊びに来てくれたり、楽しい日々を送ってくれています。

多頭飼育崩壊・ブリーダーなどからの保護犬トリミング

色々な保護団体さんのワンちゃんをお預かりしてシャンプーする活動を2年くらいやってきました。現在もお店に来てくださる預かりボランティアさんがいます。しかし、シェルターからや預かりさんのお宅は、お店のお客様と比べ遠方が多く、負担も大きくなります。現在は主に団体さんのシェルターにお邪魔してトリミングをしています。

最新の活動状況はブログをぜひご覧ください。